僕が18歳の頃、絵か詩、どちらで本格的にやっていこうかと迷っていた。そんなある日、祖母に連れられ、山に住む仙人のような老翁に会わされた。僕は見ず知らずの男を前に、どうしていいか分からず、黙って彼を睨んだ。「絵か詩か、どちらでいこうか悩んでいる」と彼に伝えた。仙人はしばらく考え込んでいたが、やがて彼はこう言った。「絵でいきなさい。絵でいく場合、お前さんはピカソのような絵師になる。この子が世に出たら、大変なことになる。」と。